cherry-pickのCMS(Movable Type)サイト制作・開発では、設計フェーズをとても重視しています。
cherry-pickでは、求めるWebサイトの効果に合わせて設計を行い、必要な機能を選び、安心して情報発信を行うための体制をご提案しています。

運用しやすいCMSを実現するための5つの設計ポイント。

私たちは、CMS設計を行う上で5つのポイントに留意しています。
共通するのは「ユーザー体制への配慮」と「導入するCMSソフトウェアの深い理解」です。

[1] CMSの限界を知る。

Webサイトを管理するためのCMSソフトウェアは、Movable Typeをはじめとしていくつもありますが、万能なものは1つもありません。
つまり、CMSで達成できない機能は「カスタマイズ」か「運用」でカバーし、用途と予算に合わせて「CMSに任せること/任せないことの線引き」をする必要があります。
例えば、Movable Type は元々がブログ管理用CMSとして生み出されたため、「上司に決済をとってコンテンツを更新すること」や「本番環境とステージング環境を同期してサイト更新を安全に行うこと」を実現する標準機能が備わっていないので注意が必要です。

[2] 無理がないCMS設計を。

前述の通り、CMSは万能なものはありません。
例えば、Movable Type は「Webサイト」「ブログ」「テンプレート」「カスタムフィールド」「再構築」という仕組みから逃れることはできません。もちろんカスタマイズしたり、プラグインを導入することで回避できることもありますが、目的によって適さないこともあります。また記事数やカスタムフィールドが増えるのであれば、Webページを生成する再構築の時間は必然的に長くなります。
cherry-pickは、お客様の目的・用途に合わせてCMS設計をいたします。どうしてもご要望を満たすことができないと判断したときは、他のCMSやパートナーをご紹介させていただくこともございます。

[3] 更新担当者の入力ミス・更新ミスを起こさせない仕組みを作る。

情報鮮度が重視される今、複数の方がサイト更新作業に関わることが多く「Web技術を持たない担当者様でも安全に更新でき、ミスをできない仕組みを作る」ことを重視する場合がほとんどです。
「更新時の入力ルール化」や「更新される箇所の限定化」を行い、システムでカバーしきれないミスは「ワークフロー」と呼ばれる公開承認機能や、ステージング環境/テスト環境で閲覧確認をした上で公開する仕組みを導入して対応しましょう。

[4] スマートフォンやタブレットからの見え方に配慮する。

ソーシャルメディアからアプリやスマホサイトなどを経由したユーザー流入が増えています。弊社運営サイトやお客様のサイトでは「訪問者の25?30%がスマートフォンユーザー」というケースが増えてきています。
マルチデバイスからの閲覧に対応するなら、「全デバイスに同じコンテンツを表示するか?デバイスごとにコンテンツを表示切り替えするか?」「表示するデザインを変えるか?」を検討し、担当者も利用者もがストレスなく更新でき、かつ利用者がストレスなく情報にアクセスできる仕組みを整えましょう。
cherry-pickでは、増え続ける対応デバイス対策として「レスポンシブWebデザイン」というアプローチを多く提案しています。

[5] 運用中の「拡張」を想定する。

CMSは運用を始めてからコンテンツ追加や機能追加を行う場合がほとんどですが、将来の拡張について想定不足のために作り直し/不便が起きてしまうことが多くあります。
最初から「ある程度の機能拡張」を視野に入れてCMSソフトウェアを選定し、設計しましょう。
機能拡張の内容によっては対応が難しいCMSソフトウェアも多くありますし、対応可能なCMSでも初期設計によって拡張性が失われることもあります。

まずはお気軽にご相談ください。

CMSの設計・構築にお困りの場合や、運用中のMovable Type やMTプラグイン開発でお悩みであればまずはお問い合わせください。
お客様のビジネスゴールに応じてご提案させていただきます。

CMS導入や技術支援についてお悩みならお気軽にご相談ください。