このブログは「Movable Type Advent Calendar 2023」12日目の記事です。

最近は、AWSやらサーバOSやらのサポート期限が近づいていることも有り、MTのサーバ移行のご相談が非常に増えております。

イントラで使われているケースも多く、ネットワークを閉じていることから、バージョンが6くらいのまま数年単位で使用されており、サーバ移行を機会にアップグレードのご要望もいただきます。

たいてい、他社で数年前に構築したもをご相談いただくので、どのような構成になっているか、の調査・整理から入るのですが、手動でやると時間がかかってしまうので、
独自プラグインを使って各種データをCSVに落としてドキュメントにて整理します。

今回ご紹介するのが、その時に使用する「Document」プラグインです。

ダウンロードできるデータ

MT6向けに作っているので、ダウンロードできる情報は以下になります。

  • テンプレート
  • カテゴリ/フォルダ
  • カスタムフィールド

8年くらい前に初期版を作ったのですが、必要が出たので、カテゴリ/フォルダ、カスタムフィールドのダウンロード機能を追加しました。
あくまで、データ構造を把握することを目的にしてるので、テンプレートの内容などCSVが壊れそうなデータは出力しません。

データのダウンロードの方法

使い方はかんたんで、プラグインをサーバ上にインストールすると、システムのメニューに「ドキュメント」というメニューが表示されます。
この画面を開くと、ダウンロードボタンが表示されるため、それぞれ必要なデータの「ダウンロード」ボタンをクリックするだけです。

MTDocument_capture.png

プラグインダウンロード

以下よりダウンロードしてご利用いただけます。
無償ソフトウェア利用規約」をご一読の上、ご利用ください。

まとめ

今後は、コンテンツタイプやカテゴリセットなどにも対応していき、老朽化したMTの発掘の一助となっていければと思います。